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(引き続き去年の5月のお話です。)

NHKの取材のお仕事は前半がキャンベラのオーストラリア国立大学のブライアン シュミット教授のインタビューで後半は560Km離れたクーナバラブランの天文台での取材撮影でした。

クーナバラブランはニューサウスウェルぅ州の北西部の内陸の小さな町で、その近くにはサイディイング スプリングという天文台があり、そこにはオーストラリアで一番大きな天体望遠鏡(反射鏡の直径3,9メートル)があるのです。

世界中から多くの天文学者たちがこぞってやって来ては天体観測にいそしむのです。なぜならここでは北半球では観測できない南半球の天体が観測できるからです。

私たちも天体観測者達が使う宿泊施設を利用させて頂きました。
敷地内には合計9つの天体望遠鏡があります。観測者は昼間寝て夜活動するという生活をしています。
ですから施設内では昼間でも寝ている人の邪魔にならないように静かにしなければならないし、敷地内では夜は光が観測の邪魔になるので、車のヘッドライトを付けないでゆっくりと移動しなければなりません。

クーナバラブラン サイディング スプリング天文台
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オーストラリア国内最大の天体望遠鏡「アングロ オーストラリア」
反射鏡の直径は3,9メートル。反射鏡はアメリカ製、望遠鏡の機械は日本製(三菱)
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撮影用に、特別に昼間にドームを開けて動かしたりしてもらいました。(普通はしません。)
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外見はこんな感じです。大きい!
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上の階から外を見るとこんな景色が広がっています。トレッキングコースもたくさんあるそうです。
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今回は私の興味あるテーマについての取材でたくさん勉強になったし、
普通では経験できないことをたくさん体験できた最高に楽しいお仕事でした!

おまけに。。。

夕方になると、野生のカンガルーが天文台の敷地内でたくさん見えます。
これにはNHKの撮影スタッフさん達も大喜びで写真を撮っていました。
大変ご苦労さまでした!
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日本ではiPS細胞の研究で山中 教授がノーベル医学・生理学賞受賞したことやその関連ニュースが連日報道されているようですね。

毎年この時期はノーベル賞受賞者の発表の時期ですが、山中教授(50歳)が(比較的)若くして受賞したとの報道に、去年オーストラリアでノーベル物理学賞を受賞したブライアン シュミット教授は44歳(現在45歳)だったことを思い出しました。

実は去年の5月の終わりにNHKのテレビ番組の撮影の取材のお仕事で、ノーベル賞受賞者のブライアン シュミット教授にお会いしているんです。

ブライアン シュミット教授(ANU)


取材は昨年の5月だったのでその時はまだ、ノーベル賞は受賞されてはいませんでした。

NHKの BSプレミアムの番組で「コズミック フロント」という番組をご存知でしょうか?今もやっているのかどうか知りませんが、宇宙関係の番組です。

その時の番組が昨年9月13日(火)夜9:00からでのテーマは「ダークエネルギー」で放映されました。(私は見れなかったので、日本の友人に頼んで録画してもらってあとで見ました。)その直後にノーベル賞受賞のニュースを聞いてびっくり!

取材の時にもスタッフから「シュミット教授は将来のノーベル賞候補なんです。」と聞いてはいましたが、私はノーベル賞っていうのはお年寄りが多いから、シュミット教授も10年後か20年後くらいにはノーベル賞をもらうんだろうなーと思っていました。

今回の山中伸弥教授もそうですが、ノーベル賞というのは年齢に関係なくしっかりとその成果に対して贈られるんですね。それにしてもシュミット教授、44歳の若さでノーベル物理学賞を受賞するなんて凄いです。
とっても気さくな方で、難しいお話を一生懸命分かり易く話そうとしていて、ワイン好きが高じて自宅でワインを造っていて私たちを招いてくださったり、とってもお茶目なところもあり、人柄も素晴らしい。そんな人と仕事で3日間も一緒に過ごせたなんて私もなんと幸せ者でしょうか!まるで自分が賞をもらったように喜んでしまいました。

で、どうしてノーベル物理学賞を受賞したかと言うと、NHKの取材の内容に大いに関係があるのですが、

オーストラリア国立大学(ANU)のブライアン シュミット教授は、

超新星の爆発の光を観察することによって、宇宙が加速しながら膨張していること、
そしてその力が宇宙に中で73%を占める「ダークエネルギー」だということを論理的に証明したこと。

なのです。ここでは詳しい説明は省きますので興味のある方はググってみてください。

実は私キャンプツアーなどでは星座観測などするし、宇宙に大変興味があったので、この仕事の前に日本の書店で手に入れた「最新宇宙論」というイラスト付で分りやすい本を事前に読んでいたのでとても楽しいお仕事でした!


国立天文台の研究室で宇宙の加速某膨張論について説明するシュミット教授
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ご自宅へもお邪魔してインタビュー。
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なんとシュミット先生、親しみをこめてブライアンさん自宅でワインを造っているんです。
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首都キャンベラにあるオーストラリア国立大学 マウント ストロムロ天文台
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マウント ストロムロ天文台は2003年の山火事で一部の施設が消失し多大な損害を被った。
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