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久しぶりにブログを更新いたします。

昨年の11月頃から公私ともに大変忙しくなってしまい、もともとPCの前に座るのが苦手な私は、新年のごあいさつもしないまま、とブログをしているのを忘れたように放置しておりました。大変に申し訳ありません。

その期間のツアーなどのご報告は後々するとして、既にHPのトップでもご報告させて頂いていますが、最近行って来たマーレイコッドのツアーのご報告をさせて頂きます。

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横浜市在住のMさんをマーレイコッドツアーにご案内いたしました。

3日半で合計40本以上のマーレイコッドと数本のゴールデンパーチ(イエローベリー)が上がりました。
最大はこの写真、78cmです!
Masuo78cmBlog.jpg

70オーバーは4本も出ました!
Masuo68cmBlog.jpg

ゴールデンパーチ(別名イエローベリー)も果敢にルアーにアタックしてきます。体高があってなかなかいいファイトをします。
MasuoGPblog.jpg


Mさんが早めにいい結果を出してくれたので、私もとても楽しませて頂きました。
KuroCod01Blog.jpg


KuroCod02Blog.jpg

ところで今回ご参加のMさん、実はテクノ・ミュージシャンなんです。
最後にCDもプレゼントして頂きました。
最後の最後まで教えてくれなかったので、ツアー中は見せてもらえませんでしたが、ダンスもしちゃうんです。

http://www.youtube.com/watch?v=QdqRlMYCEUEPrimula-Boys at the Cape

2日目の陸ッパリのあと、あまりにも夕焼けが奇麗なので、牧場のド真ん中でこんな写真を撮りました。
お花畑も奇麗です。次のCDのカバーにいかがでしょうか?
今後のご活躍を大いに期待しています!皆さんも応援してください!
MasuoPrimulablg.jpg

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こうして私達はジェーミーさんやピーターさんという人物達との出会いによってマーレイコッドの本当の聖地にいざなわれて行きました。

ここで「マーレイコッドの釣りの特殊性」について説明させていただきたいと思います。

マーレイコッドの聖地の地域事情
マーレイコッドはオーストラリアの一部の地域にのみ生息する魚で絶滅危惧種に指定されており、多くの人達に「もうなかなか釣れない大変珍しい魚」と思われています。実際私も十数年前初めてガイドを使っても2日間で2人で1本、その後も1日1人2、3本釣れたら大釣果という感じでした。

マーレイコッドが現在最も多く生息しているマーレイ・ダーリング水系の下流部分は以前の乱獲と農薬などの乱用で一時期はほとんど魚がいなくなってしまいました。今ではだいぶ魚の保護と水質保全が進んできたので少しづつ魚も増えつつあるようでがまだまだ魚の数は少ないと言わざるを得ません。

それに対して同水系の上流部の3つの川、セバンリバー、グワイダーリバー、マッキンタイアーリバーなどは険しい岩山の間を流れ、人里から遠く離れている部分が多くまだまだ沢山の野生のマーレイコッドが自然のままに生息しています。
それらの川が平地を流れる部分の周辺ははほとんどが牛や羊などの家畜を養殖している牧草地であり、険しい岩山などの山間部も含めてほとんどが私有地 (プライベートプロパティー)となっています。

オーストラリアでは川自体は公共の物ですが、釣りのポイントを求めて川に近づこうとすると、牧場などの私有地に入っていかないとアクセスできない地域がほとんどなので、橋の側や国立公園の中の川など誰でも釣りができるアクセスの良い所にはもう魚はほとんどいなくなってしまっているのです。

実際、オーストラリアではマーレイコッドだけを狙って釣りをしている釣り人は非常に少ないです。ゴールデンパーチ、シルバーパーチなど割と釣りやすい他の淡水魚を釣っていてたまたま運良くマーレイコッドが釣れたりするのです。

ですからマーレイコッドを本格的に狙って釣ろうと思うと地元のフィシングガイドに頼ろうと思うのが常識的な考えです。

ところが、これはジェーミーやピーターさん達と付き合い始めて分かったことですが、マーレイコッドが現在でも多く生息するいわゆる聖地と呼ばれるような地域に住み自分の土地の中に川を持つ地元の住む牧場の人々はマーレイコッドのフィッシングガイドが、素性の知れないオーストラリア人の客を連れてくるのを大変嫌がります。
 昔はそんなことは無かったらしいのですが地元ガイドが連れて来たポイントにあとで客が自分達だけでまた戻って来て魚を乱獲したり、勝手にキャンプしてごみを散らかしたり、中には川から水を引く農業用ポンプなどを盗んでいく人もいるというのです。
ですから牧場主たちはフィッシングガイドは信用しているけれども、彼らが釣れてくるお客達を信用していないし、むしろ警戒しています。
牧場には通常家畜が道路などに出ないように柵が張ってあり、そこに入っていくゲートがあります。昔は地主以外の人が川に行けるようにゲートに鍵などかかっていなかったのですが今はしっかり鍵をかけ、「この先立ち入り禁止」の看板さえ立てられてたりしています。

ですから地元のフィッシングガイドはよく知った友人か親戚でもない限り、牧場主に入るのを拒まれ、連れて行くポイントが限られてしまいます。
そういうコネもないガイドはしかたがないのでアクセスの良い、しかしもう既に魚が少なく釣れなくなっている誰でも行ける川に釣れて行ったり、人口の養殖池などに連れて行くしかないのです。

だから十数年前、初めてマーレイコッドを釣りに行って地元のガイドを使った時、養殖池では釣りたくないので自然の川に連れて行ってもらいましたが、河原を延々と歩かされた結果、2日間で友人はボウズ、私は45cmが1本という結果だったのです。

その時、私たちも「やっぱりマーレイコッドってなかなか釣れない魚なんだ。。。」と思いました。

そしてその後、ジェーミーとピーターさんとの出会いがありました。

ジェーミーはその地域の川や湖ででキャスティンングしていない場所はないというくらいの釣りキチだし、ピーターさんも若いころは山間部の源流をカヌーをかついで何日もかけて釣り回っていたほどの人です。更にピーターさんは地域のダム建設にもかかわった人なのでダムの地形やポイントにも詳しいのです。

二人とも「ルアービルダー」であって、「フィッシングガイド」ではありません。
長年時間をかけて一緒に釣りをしたり、彼らの作るルアーを日本の釣り具屋さんに紹介したりして私達の関係はさらに強い信頼で結ばれるようになりました。

2人ともマーレイコッドに関しては誰よりもはるかに魚とその釣りについて精通しています。 それはマーレイコッドという魚を誰よりも愛しているからです。そしてこの2人は地元の人たちに愛され信頼されています。

以前にも書きましたが、ジェーミーは干ばつのときに干上がった川からマーレイコッドを水槽に入れて別の川に運んだり、ピーターさんはいまだに乱獲する人が後を立たない中、 地元のフィッシングクラブでキャッチ&リリースを奨励し、稚魚を自然の川に 放流したりして保護に努めていて地元の名士としても信頼が厚い人です。

この二人は、私が連れてくる釣り客は全て日本からの客で後で自分達で戻って来て悪いことをする 心配がないし釣れた魚は全てリリースし絶対に殺さないマナーの良いアングラー達だと、川が敷地を通る近隣の牧場主を紹介してくれ、またその牧場主が別の牧場主を紹介してくれてたりして 今では地元のフィッシングガイドでも入れない、さまざまな場所の私有地に入って常にベストなポイントで釣りを することができるようになりました。

この違いは2007年2月に奥村和正さんを私が案内し、田辺哲男さんが地元のガイドとほぼ同じ日程で釣行に来、釣果に雲泥の差が出たという事実が証明しています。

現在の私のマーレイコッドツアーはジェイミーやピーターさんを初めとする地元の人達との出会い と現在に至る友情と信頼によって成り立っているのです。

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ジェイミーはいつも凄いところに連れて行ってくれるのでわくわくします。


Bighole.jpg
ジェーミーのルアー「ポパイ」で釣った魚。
ピーター レッドマンさんー運命を変えたもう一人の人物との出会い


現在マーレイコッドフィッシングツアーでファームステイでお世話になっている、ピーター レッドマンさん。
とっても温かく、人格も素晴らしい人で、私のお客さんの中には「マーレイコッドも釣りたいけど、ピーターさんの家族にまた会いに来たい!」と言う人も多いくらいです。

そのピーターさんとの出会いは、ジェーミーを通してです。彼の古くからの友人で、私達がジェーミーと知り合ってから間もなく紹介されました。

この時はジェーミーが用事があって一緒に行けないからとこの人を頼って行けとピーターさんの家の行き方のメモを手渡してくれたのでした。

アッシュフォードという町から20キロくらい離れたところで牧場を経営している人でした。
その牧場の中にはなんと5キロの長さにわたって川が流れ、そこで自自由に釣りをさせてくれるということでした。

内陸部の多くの川は牧場などの私有地の中を流れ、一般の人が自由に入れない部分がたくさんあります。そういう場所では魚が豊富で全くスレてないわけです。

ジェーミーの紹介ということでピーターさんは初対面にもかかわらず、自分の牧場の川を案内してくれ一緒に釣りをしてくれました。

その川は他の誰も入ってこれないためにメータークラスの魚が潜み、60cm前後のアベレージクラスなら面白いように釣れてしまうのです。

私達はついに本当の聖地にたどり着いてしまった!。と実感しました。

そして何度もお世話になるうちに初めは牧場内の川岸にキャンプさせてもらっていたのが、ピーターさんの家の空き部屋に泊まらせてもらい、食事も奥さんお金さんの手料理をごちそうになるようになりました。

ピーターさんにはカール君という息子とりディアちゃんという娘がいてりディアちゃんは釣りには全く興味が無いのですが、カール君は3歳のころからピーターさんに釣りに連れて行かれていたので初めて会ったとき9歳のカール君のキャスティングのうまさと言ったら半端じゃありませんでした。

私達が釣りに行くたびに、学校が休みだとカール君も一緒に、そして時々はジェーミーやその友達も一緒に陸っぱりや、カヌーを浮かべたりしてマーレイコッドフィッシングを楽しみました。

ピーターさんは、牧場を経営する傍ら、専門学校で大工の先生をしていてさらに手作りルアーも製作している忙しい人です。

ジェーミーの友人ですが2人にはたくさん共通点があります。大工さん、ルアービルダー、釣りキチ、これだけでも十分なんですが二人の大きな共通点は「マーレイコッドという魚をこよなく愛している」ということです。

ジェーミーは干ばつのとき干上がった川から、息も絶え絶えな瀕死のマーレイコッドをトラックに積んだ大きな水槽に入れて水のある川に放流したりする男なんです。

ピーターさんは地元のフィッシング クラブの会長を務めたこともあり、キャッチ&リリースを広める運動を推進して絶滅危惧種に指定されているマーレイコッドを守り、マーレイコッドの稚魚を国立公園の川に放流する活動などを続けています。

私達も彼らの意思を尊重し、今までに一度も魚を取ったり、殺したことはありません。

ともかく彼ら二人との出会いは、マーレイコッドの聖地へのパスポートを手に入れたと言っても過言ではありません。

PeterFamily.jpg
ピーターさんお家族、二人のお子さんたちはもう既にかなり大人に成長しています。

PeterLureFactory.jpg
ピーターさんのルアー工房。いつも必ず見学させてくれます。

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カール君の釣った88cmのマーレイコッド。
おかっぱりをしているとピーターさんに「クロ達より先に行くな!」と怒られても平気で先に行って釣っていました。(苦笑)
「マーレイコッド フィッシング」についてのお話が続いています。
かなりマニアックな釣りなので、釣りに興味のない方には面白くない話かと思いますがもう少しお付き合いください。


その頃、私達はインフォメーションセンターや釣り具屋さんでメーターオーバーのモンスターフィッシュを抱える地元アングラーの写真を何度も目にしていましたが、その中でも突出していた人がいました。どこに行ってもこの人の写真があります。

その人の名前はジェイミー フレットさん。彼との出会いの経緯は話が長くなりますのでここでは省略しますが、ともかく彼との出会いが私達の運命を変え、私がマーレイコッドフィッシングツアーを始めるきっかけになったことは確かです。

ジェーミーはマーレイコッドの聖地といわれるニューサウスウェルズ州 インバレルに生まれ(現在はQLD州在住)マーレイコッドのルアービルダー(ルアー製作者)で私達が数年前に初めて使ったガイドが投げさせたのも彼が作っているルアーでした。

彼は少年時代からマーレイコッドのフィッシングの虜になり、ついに自分でルアーを作り始めたのです。
そして1年365日の内、300日は釣りをしているという釣りキチで、地元の新聞や全国版の釣り雑誌などでも大物を釣った写真が紹介されたりるので地元の人やその世界の人には有名人です。
マーレイコッドのことなら何でも知っていると言っても過言ではありません。

彼はもともとの職業は大工さんで、あくまでもルアービルダーであり、フィッシングガイドではないので友人以外の一般の客はガイドはしませんが、私は頼めばガイドもしてくれるし最新情報も詳しく教えてくれるくらいの信頼関係を築くことが出来ました。後ほど書きますが、ルアーマガジンの取材で2007年にモンスターバスハンターとして有名な奥村和正さんを案内した時も活躍してくれました。つい最近、彼もついに結婚して子供ができ別の町に引っ越してしまったので最近は電話しか話をしていませんが相変わらず元気です。

とにかく彼の釣ったモンスター マーレイコッドの写真をご覧ください。

Jamie Flett 01

Jamie Flett 02

Jamie Flett 03

ジェイミーの最高記録は143cmのウルトラ モンスターですがその写真が今、PCの中になぜか見当たらないのでまた見つかったら紹介します。

そして彼の作るツアーの写真です。モンスターフィッシュを釣る定番となっています。

JamieMudeyeLure.jpg


しばらくブログをお休みしてしまいました。申し訳ありません。

もともとPCの前に座るのが苦手なので1日お休みするとずるずると行っちゃいますね。

いろいろと言い訳があるのですが、それを書く時間があったらお話の続きを書くべきですね。


それではマーレイコッドの聖地にたどり着くまでのお話の続きです。


私たちはやはりガイドなしでは難しいと悟り、その後、地元の様々なフィッシングガイドさんに頼りマーレイコッドを追いかけて行きました。おそらくこの地域のガイドさんはほとんどお世話になったと思います。

ガイドさんの中には私有地の中の養殖池に連れて行ってくれたガイドさんもいました。
そこはボートを浮かべて釣りをしなければならないくらい湖のようにかなりの広さを持ち、人口池とは思えない美しく、素晴らしいたたずまいを持っていました。
しかし、やはりどんなに広くて自然のように見えても養殖場は釣り掘りの延長でしかありません

ある時は、鉱物資源の採掘場跡に水が溜まった所に魚を放流した場所に連れていかれたこともありました。私達の欲求レベルが上がっていたからかもしれませんが、こんなところで魚が釣れても全然うれしくないと思いました。やはり養殖池というのは残念ながら日本人の釣り人の価値観には合いません。日本から高い飛行機代を払って来る。釣り客にしてみればなおさらです。

さらに言えばエサが豊富だったりするせいか、養殖池では思ったほどルアーに反応してきません。自然の川で釣れないときにバックアップとして養殖池で釣れれば最高ですが、養殖場よりも自然の川の方が良く釣れるのなら釣り人にとってはその存在価値もなくなってしまいます。

実際この後に私達が出会った聖地の自然の川は養殖場など問題にならないくらいによく釣れました。

ともかく色々なガイドさんにお世話になりながら、私達は色々な場所に連れて行ってもらいマーレイコッドを釣らせてもらいました。
私達に魚を釣らせてあげよう言う熱心な態度はどのガイドさんにも共通していて、とても好感が持てました。

そして、そこそこの数と大きさが釣れると私達の欲求はさらに膨らんでいきメーターオーバーのモンスターを釣りたくなって来ました。

「モンスターフィッシュを釣りたい!」その目標を追い求める過程で私達のマーレイコッドフィッシング
の運命を変える人物達に出会っていくことになるのです。

(続く)

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